日本語パートナーシップ、日本語教師インターンシップ、東南アジアで日本語を教えよう!留学先で日本語を勉強している友達に授業をしたい!などなど
昨今、大学生で日本語教師の資格を持っていなくてもボランティアやインターンで日本語の先生をする学生が増えていると思います。
この記事では、日本語を外国の方に教える時に、知っておいてほしいポイントについて解説していきます。
- 大学1年生時に、大学のプログラムでインドネシアのガジャマダ大学にて3週間日本語の自由授業を行いました。
( 日本語と英語で日本語を教えていました ) - 大学2年生で休学し、ベトナムのホイアン、侍日本語学校にて、JLPTを取得するためのクラスと楽しく学ぶkidsクラスにて8ヶ月間日本語の先生としてインターンをしていました。
( 日本語がわかるベトナム人TAと一緒に教えていました ) - 日本語教育の認定資格は持っていません。
日本語能力試験JLPTについて
日本語を勉強する人の多くは、この日本語能力試験というもので資格を取得するために勉強しています。
この資格を取得していると、日本に留学ができたり、日系企業で働く際の判断される1つの指標となることが多いです。
一般的に、JLPTと言われています。
公式サイトには、以下のように書いてあります。
目的
日本国内及び海外において、日本語を母語としない者を対象として、日本語能力を測定し、認定することを目的としています。
主催者
公益財団法人日本国際教育支援協会と独立行政法人国際交流基金が主催しています。試験の実施
国内では公益財団法人日本国際教育支援協会が実施し、海外では独立行政法人国際交流基金(台湾では公益財団法人日本台湾交流協会と共催)が各地の実施共催機関の協力を得て実施します。
http://info.jees-jlpt.jp/z
また、試験は、読んで回答する読解と音声を聞いて回答する聴解の問題の2種類があります。問題は選択問題です。
レベル
N5からN1と5段階の試験があります。N5が一番簡単でN1が一番難しいです。
以下のような基準があります。
N5 | 基本的な日本語にをある程度理解することができる |
N4 | 基本的な日本語を理解することができる |
N3 | 日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる |
N2 | 日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる |
N1 | 幅広い場面で使われる日本語を理解することができる |
試験日
試験日は、毎年7月と12月です。
国や地域によっては、7月だけor 12月だけ開催ということもあります。
生徒は、その日に向けて勉強をしていきます。
教材
教科書
世界中で使われていて、教授法も検索したらゴロゴロでてくるのが、みんなの日本語です。
みんなの日本語は、初級1と初級2があり N5とN4に対応しています。
絵カード
教える時に、イラストを用意することは日本語の理解に関してとても重要です。
紙に印刷して配布したり、プロジェクターで投影しながら授業を進めることで、新出単語がとても理解できるようになります。
文法以外でも、日本の文化について教える時も絵カードがあるととてもわかりやすくなるので、ぜひパワーポイントなどに、データだけでも準備しておくといいでしょう。
その他
日本のおもちゃや日本でしか手に入らないもの。教える相手に見せてあげたいものなどを日本から持っていくといいでしょう。具体的には、かるたなどの遊びながら学べるもの。けんだまなどの伝統的なおもちゃ。年賀状や扇子などの日本では当たり前のもの。などなどを予めAmazonなどで買って外国に持っていくと喜ばれます。